2階床張り

二階客席の床を張りました。
床組みの不陸が大きく、調節だけで丸一日掛かってしまいました。
柱ー柱で5~6㎜高さが違うとビー玉が転がるようになるのですが、この現場では34㎜も違う所がありました。

椅子がカッコよすぎて椅子の撮影会のようになっていますが、撮りたかったのは床と席の雰囲気です。
f:id:akiyakun:20160330193436j:plain
f:id:akiyakun:20160330194246j:plain

椅子に座った時の風景です。
丁度、堤防が隠れるように設計したのですが、カフェの客層を踏まえて女性の身長に合わせると、20~30mmほど窓を下げたほうが良かったかもしれません。
f:id:akiyakun:20160330194441j:plain

漆喰テスト

漆喰は他の左官材料に比べ扱いやすく、DIYに向いていると言われます。
テストで内部の壁を一部塗ってみました。
予想以上の仕上がりになり、剥がれてくる様子もないので一安心です。
しばらく置いて、ひび割れや色の変化が出てこないか確認しようと思います。
f:id:akiyakun:20160325201117j:plain

材料は、既調合品(水を入れて混ぜるだけ)の「大和しっくい」を使いました。
20㎏で送料込みで2800円です。これで約10畳施工できます。
外部の漆喰は、練り混ぜ済みの商品を使ったのですが、18㎏で約14000円でした。
大和しっくい(20㎏)+水(12㎏):2800円
練り混ぜ済み(18㎏):14000円
計算する約9倍の値段であることが分かります。
施工性は大差ありませんでした。
内部の漆喰は大和漆喰を使っていこうと思います。
しかし、少々割高な気もしますが、練り混ぜ済みの商品も攪拌機を用意しなくてよい点や施工指導、施工マニュアルが充実しているなどのメリットがあります。
DIYの漆喰ひとつとっても、様々な選択肢があることは喜ばしいことで、ネットのありがたみを日々感じております。
f:id:akiyakun:20160325201503j:plain

八角柱

カウンターの所に柱を新設しました。
柱に大きな傷があった事もあり、面を大きくとって八角形に加工しています。
「八」という数字は風水的に縁起が良いらしく、弁柄を塗って部屋のアクセントにしようと思います。
f:id:akiyakun:20160316184304j:plain
f:id:akiyakun:20160316184416j:plain

手洗いカウンター

トイレの手洗いカウンターを施工しました。
カウンターは楠(くすのき)、脚は大引きに使われていた古材を使いました。

f:id:akiyakun:20160315185905j:plain
f:id:akiyakun:20160315190041j:plain
なかなか野趣溢れる仕上がりになったと思います。

和風、洋風

~風
明確な定義はないけれども、~足りうる要素を持っている時に使う言葉だと思うのですが、
和風、洋風とは何だろうかと考えることがあります。
日本瓦を使っているから和風、暖炉があるから洋風、いろいろありますが、板材の扱いが違うことが挙げられると思います。

張り方、塗装、材種
中でも面白いと思ったのは、大先輩の大工の教えですが、板の幅が広いと和風、狭いと洋風になるそうです。
人間の顔はたった数ミリの違いだけで印象が変わりますし、板幅一つとっても油断なりません。

f:id:akiyakun:20160301205248j:plain