2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1階の天井を施工しました。(上の写真) 杉板(30㎜)を使用し、2階の床にもなる、踏み天井と呼ばれるものです。 ロフトや納屋などでよく使われます。 ここも元々は納屋だったようで、その名残が残っていました。仕上げは、拭き漆(3回)です。既存の部…
柱の根本が見事なまでに腐っていました。補修しなくてはなりません。 しかし、この柱は隅柱(家の角にある柱)で通し柱(1階から2階まで続いている柱)取り換えることは困難で、壁を壊さないことには、継ぐこともできません。 どうしたものかと思い悩んだ…
現場に水仙の花が咲きました。 花壇のようになっていたので、前の方が育てられていたものだと思います。 20年ほど人が住んでいないはずなのですが、毎年咲き続けていたのかと思うと、感慨深いものがあります。 これからも大切にしていきたいです。
このリフォームの場合、基準にできるようなものがなかったので、まずはレベルで水平の基準を作りました。 それをもとに新設する窓の部分の土壁を解体しました。 いい感じに瀬戸内の島々が見えるなと思うのですが、10分も掛からないくらいで解体できてしま…
解体も粗方終わり、不要なアルミサッシを三か所撤去しました。 日曜日に天気が崩れそうなので、やることはたくさんありますが、なんとかそれまでに形にできればと思います。
今日から外部工事のスタートです。 せっかく今期の冬は暖冬だと思っていたのに、ここ数日で急に寒なってきたので、早めに片付けたいと思います。 期待していた分、余計に寒く感じます。 外部の解体をした写真です。 板の隙間から、水が入っていたようで、土…
外部板張り用の塗装、すべて完了しました。 塗料は、キシラデコールのエボニーとウォールナットとやすらぎ(白木用)を1:1:6で混合したものを使用しました。二回塗りです。 25坪分も塗ると塗りも塗ったなという気分になり、干している景色も壮観なも…
業者さんに足場を組んでもらいました。 これで安心して外部作業に取り掛かれます。
束を支える束石を施工します。 工期や湿気対策を考えると、ベタ基礎で全面にコンクリートを打設したほうが良いとは思うのですが、見積もりをしてみたらビックリするような金額だったので、一つ一つ束石を据えることにしました。全部で50個あります。 まず…
大引きの施工と並行して、外部板張り用の材料を準備します。 材料:杉 相決板 4000×165×12 1回目の塗装で、キシラデコールのエボニーとウォールナットを1:1で混色したもの塗り、2回目でキシラデコールのやすらぎ(白木用)を塗ります。 写真は、1回目の…
大引きをやり替えるにあたり、防蟻・防腐の施工をしました。 普段は業者さんに頼んで散布してもらうのですが、今回は予算の都合と極力自己完結できる施工をやってみようということで、自分で刷毛塗りしました。 自然界において、毒を持っている虫や植物は案…
大野耐一さんの著作で「トヨタ生産方式」というものがあります。 ジャスト・イン・タイム(必要なものを、必要なときに、必要なだけ)の精神のもと、かんばん方式など世界のトヨタを支えるシステムの数々を紹介している本なのですが、学生の頃、多種少量生産…
現在の外観です。 短い軒、焼杉張り、総二階建て、アルミサッシ 基礎が石なのはカッコいいと思うのですが、なんとなく間延びした、野暮ったい印象を受けます。 また、元民家なので、このままカフェにするとお客さんに気付いてもらえないかもしれません。 そ…
ここ二週間、ひたすら掃除ばかりに邁進しています。 箒で埃を叩き落し、雑巾で水拭き、最後に亜麻仁油でオイルフィニッシュを施します。 頑張ったかいがあったのか、名栗後の残る梁が蘇ってきたように思います。 最近、古民家再生ブログを見て回っているので…