2015-01-01から1年間の記事一覧
大引きからやりかえることになったので、床を解体しました。 写真の場所だけは階段下だったので、前々回のリフォームの床が残っていたのですが、捨て貼りと根太の間に板金(たぶん亜鉛メッキ)が貼ってありました。 ①仕上げ板(10㎜)、②捨て貼り(10㎜)、③…
解体後、トイレだった穴を完全に塞ぎ、木部には塗装を施します。 この時点でもともとトイレだったとはわかりませんね。 後は、薪を乾燥させるために桟を取り付け、風通しを良くします。 塗料は何が良いかと相談され、おすすめしたのがキシラデコール あくま…
トイレを解体し、薪小屋にします。 父の長年の夢、薪ストーブに向けて第一歩です。 建築廃材を薪として利用するため、母屋に先行して完成させます。 解体完了しました。とは言っても、ここは父の持ち場なので、自分は素知らぬ顔をして写真を撮っただけなので…
松煙を亜麻仁油と柿渋に混ぜたものを用意しました。 左、⑱松煙15ml 亜麻仁油30ml 柿渋30ml 右、⑲松煙15ml 亜麻仁油15ml 柿渋15ml 色むらはあまりなかったのですが、柿渋と亜麻仁油がうまく混ざらず、乾燥してからも手につくようです。 どちらかの割合を多く…
松煙を亜麻仁油に混ぜたものを試してみました。 左、⑯松煙5ml 亜麻仁油60ml 右、⑰松煙5ml 亜麻仁油30ml 少し油について説明します。 油は、不飽和脂肪酸の量によって乾性油、半乾性油、不乾性油に分類されます。 不飽和脂肪酸の量が多く、固化しやすいのが乾…
追加のサンプルを作成しました。 左、⑬生漆(黒)15ml テレピン油15ml 1回塗り 中、⑭生漆(黒)15ml テレピン油15ml 2回塗り 右、⑮生漆(黒)15ml テレピン油15ml 3回塗り 拭き漆のサンプルを塗り回数ごとに作成しました。 回数を追うごとに濃くなってい…
今回は、松煙がメインです。 弁柄の時と同様に、二回目で拭き漆を試してみました。 左、⑪松煙15ml 水25ml 焼酎少し 右、⑫松煙15ml 水25ml 焼酎少し 生漆(黒)15ml テレピン油15ml 写真左の⑪は、焼酎の量が足りなかったせいか、松煙がうまく攪拌せず、ムラに…
今回は、弁柄、柿渋、松煙を、混ぜ合わせた古色と呼ばれる配合です。 弁柄の時と同様に、二回目に拭き漆の仕上げも試してみました。 左、⑧松煙45ml 弁柄(東洋赤)30ml 水100ml 柿渋30ml 焼酎少し 中、⑨松煙45ml 弁柄(東洋赤)30ml 水100ml 柿渋30ml 焼酎少…
弁柄単体で塗ったものに、拭き漆の仕上げを施してみました。 拭き漆には生漆というものを使用するのですが、黒目、赤目の二種類が販売されていましたので、両方試します。 テレピン油は油絵具を扱う際に使用するものです。文具用品店で購入しました。 左、④…
有限会社シマモトさんから、二種類の弁柄が販売されていたので、違いを検討しました。弁柄猩猩と弁柄東洋赤です。 左、②弁柄(猩猩)30ml 水100ml 柿渋30ml 焼酎少し 中、③弁柄(東洋赤)15ml 弁柄(猩猩)15ml 水100ml 柿渋30ml 焼酎少し 右、④弁柄(東洋赤…
床材が決定しました。 杉 4000×180×30 これを180枚張ります。 次に塗装用のサンプルを作成します。 (注1)計量は重さではなく、体積で行いました。 (注2)漆は、1回目の塗りが乾いてから行いました。 使用した材料 柿渋、亜麻仁油、水、弁柄(東洋赤)…
ゴミの処分は人たちでは厳しいので、業者さんにゴミのコンテナを設置してもらっていました。 これが、最後の4トンコンテナで3台目になります。 解体、掃除もいよいよ終盤になりました。 気を引き締めていきたいと思います。
かなりの部分の荒壁が崩れているので、補修の実験をしました。 ベースとなる荒壁(土)と竹子舞は、不要だった壁を解体した際に出たものを再利用しました。新しいものだと発酵させたりと手間がかかるのですが、再利用の場合は水を入れて練り直すだけで大丈夫…
屋根裏部屋から明治時代の祈祷札が出てきました。 解体、掃除など始めてから結構たったと思うのですが、今の今まで気が付きませんでした。 金比羅宮で厄払い、自分も時期が来たらやっておこうかと思います。
キッチンの呼び方は、昔の物も含めると数多くあります。 厨 ・ 板場 ・ 炊事場 ・ 勝手元 ・ 所帯場 ・ 御厨子所 ・ 庖 ・ 勝手許 ・ 勝手方 調理場 ・ 内所 ・ 水屋 ・ 庖厨 ・ 厨房 ・ 勝手もと ・ 竃元 ・ 板元 ・ 勝手 中でも厨(くりや)は一番古い呼び…
天井の上から出てきました。 謎です。 ご飯の型抜きでしょうか。 子供のおもちゃでしょうか。 わかるのは、大正七年十月に藤戸さんがお作りになられたということだけです。
安全について辞書で調べると 危害または損傷・損害を受けるおそれのないこと。危険がなく安心なさま。 このような意味でした。 興味を持ったのは、安心という心の状態まで意味に含まれていることです。 以前、住宅展示場に見学に行き、耐震性について質問を…
お客様が店内に入って一番最初に見る景色 なかなか、迫力があります。
むむっ 一本だけ妙に風化した、差し鴨居 強引に取り付けられた掃き出し窓 敷居の下に詰め込まれた瓦 どうやらここは、濡れ縁かなにかだったようですな。
和室横の部屋を解体。 近所の人の話によると牛を飼っていたらしく、どうやらここが牛小屋だったようです。 他にも前の工事跡がちらほらと見え、大変興味深いです。 自分たちの工事が3回目のリフォームだと思いますが、今更ながら、長い間愛されてきた家なん…
母の作業風景を少し。 職人顔負けで、不要な棚をバッタバッタと解体しています。
ここにも丸太の梁が出てきました。 こっちの梁、垂木、柱もこげ茶色をしています。 荒野地は屋根吹き替えの際に張り替えたものだと思いますが、 こげ茶色の部分は、火でも焚いていて、煤けたのでしょうか?それとも色でも塗っているんでしょうか? もう少し…
玄関入ってすぐの天井の解体です。 一気に天井を落としてみようと 匠が出演する某番組の解体シーンのように、「せーの!」とやってみました。 気合の割には余計に手間がかかったように思えます。 一人の解体は寂しいですね。
今日は庇の解体をしました。 途中、ハチの巣を見つけたので、ハチの巣バスターで退治! 5メートルくらいかな、意外と飛ぶので驚きました。
和室の天井を解体しました。 ネズミや蛇やら落ちてこないかと、内心ビクビクして作業していたのですが、不思議なくらいに何も現れず。一安心 肝心の梁はというと、チョウナの跡が残る立派な梁が出てきました。
母から、こいつは生け捕りにせよと指令を受けました。 うまく取れるといいんですが。
畳をのけただけですが、だいぶスッキリしました。
和室です。 いよいよ解体工事スタートです。 まずは、建具、畳の搬出から始めます。 畳の厚みが40ミリほどありまして、重い。
玄関です。 古い柱、梁を生かした設計にしようと思うのですが、ご覧の通り、すべてベニヤで覆われております。どんな梁や柱が出てくるのか、楽しみではありますが、先は長そうです。
中々、意見がまとまりませんが、このプランをもとに改修作業を進めていこうと思います。 図面上が北東、2Fに横長のピクチャーウインドウを設けました。 コンセントは「瀬戸内の海を眺めながらコーヒーを」です。